週刊でお伝えしている迷惑メール(主にフィッシング)のご紹介です。
今週のピックアップは SMS(ショートメール)での着信。
国税庁をかたるフィッシングメールです。
真夜中の着信は、まずフィッシングを疑いましょう。
フィッシングメールとは
フィッシングは金融機関やネット通販サイトなど有名企業を装ったメールを送り、偽サイトに誘導させる犯罪です。
メール内にあるリンクをクリックすると本物そっくりに作られたログイン画面が表示され、そこにアカウントやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報を入力させることで、金銭を盗み取ることが目的です。
今週のフィッシングメール事例
送信元:09080966605 (SMSにて着信)
【重要】国税庁お知らせ、下記より必ずご確認ください。
リンクが開いてしまいました。


「税」をはじめとして、日本では使われていない漢字が含まれています。
その後ろには、国税庁の注意喚起のサイトのようなものが隠れていました。
上記は6月17日に開きましたが、6月19日現在まだ"生きて”います。
納付期限の日付がご丁寧に更新されています。
さらに進むと、支払い方法選択画面になりますが、そもそも選択肢が1つのみ。
vプリカなんて初めて聞いたので調べてみると、コンビニで買えるチャージ式のカードだそうです。
最近はAmazonとかGoogleは警戒する人も増えているからでしょうか?
クレジットカード番号の入力も危険ですが、コンビニで〇〇カード買ってきて番号を伝えろは詐欺の定番コースです。
ちょうど1ヶ月前に、e-taxの進捗に関する偽メールが届きました。
その時は還付金って言ってるのに、今度は差し押さえかよっっっ(爆)
そもそも、国税庁が真夜中にメール送ってくるものでしょうか?
就寝中にこんなものが来たら、後ろめたいことがある場合は焦って手続きしてしまうかもしれませんが!?私は天に誓って正直に納税しているのでまったく動じません(笑)
税金は正しく納めましょう!
重複になりますが、国税庁からのメールには特定の形式があります。
国税庁とのやりとりの可能性がある方は、あらかじめ公式サイトでメール形式を確認しておくことをおすすめします。
フィッシングメールか判断できない時の対応
取引のない金融機関やサービスならは無視。
一方で、実際に利用している企業名で届くと真偽の判断が難しいこともあります。
当ブログで何度もしつこく注意喚起しておりますが
メール内のリンクはクリックしない
確認したい場合は、スマホならアプリを使用。(生体認証や二段階認証必須)
パソコンの場合は、ブックマーク(お気に入り)にあらかじめ登録した公式サイトから。(こちらも今後は二段階認証が必須の動き)
■迷惑メール三原則■(迷惑メール相談センター by.日本データ通信協会)
①メールを開かない
②リンクをタップしない
③個人情報を入力しない