ももよろず日記

浜松市のパソコンインストラクターが、地元密着の情報とパソコンのお役立ち情報をお伝えします。

【フィッシングメール事例】【重要】SBI証券より補償申請に関するご案内とご対応のお願い

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週刊でお伝えしている迷惑メール(主にフィッシング)のご紹介です。

2025年7月現在、私のもとに届く証券会社系フィッシングはSBI証券がダントツの多さ。

証券口座乗っ取り後、各社が補償について発表していますが、それに関連したフィッシングも登場。

今回はそんな”旬”をいく「補償申請」をかたったフィッシングの事例です。

フィッシングメールとは

フィッシングは金融機関やネット通販サイトなど有名企業を装ったメールを送り、偽サイトに誘導させる犯罪です。

メール内にあるリンクをクリックすると本物そっくりに作られたログイン画面が表示され、そこにアカウントやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報を入力させることで、金銭を盗み取ることが目的です。

 

今週のフィッシングメール事例

受信日時:2025/07/13 07:49
送信元:SBI証券  <no-reply@rejuvhealthmakeovers.com>

【重要】SBI証券より補償申請に関するご案内とご対応のお願い(7月15日締切)

【最終通知】損失補償申請手続きのご案内(対応期限:2025年7月15日)

平素よりSBI証券をご利用いただき、誠にありがとうございます。

弊社セキュリティ対策部門において、お客様の口座に対し、第三者による不正アクセスの可能性が確認されました。

この件に伴い、弊社責任において損失補償の申請手続きをご案内申し上げます。
対応期限までに所定の手続きが完了しない場合、補償申請が無効となり、口座取引の一時制限が行われる場合がございます。

■ 補償申請手続きの流れ
1. 以下のリンクからログインし、本人確認を行ってください。
2. 弊社システムが異常取引履歴を自動判定します。
3. 補償対象と認定された場合、補償金額が確定します。
4. 登録口座への補償金振込(最短で当日中)が実施されます。

▼ 補償申請手続きに進む
https://sacsbj05.com

※ 本手続きは安全なSSL通信にて実施されます。
※ 確認時間は1分程度です。変更がない場合も確認操作が必要です。

■ ご対応期限
2025年7月15日(火)23:59(日本時間)

この期限を過ぎますと、補償対象から除外される可能性がございます。

■ ご注意事項
・対応期限までに申請がない場合、口座利用の一部が制限されることがあります。
・既に制限が発生している場合、本手続き完了のみで解除されない場合があります。
・本案内はセキュリティ強化の一環として、対象のお客様に順次お送りしております。

お客様の資産保護と安全な取引環境の維持のため、直ちにご対応くださいますようお願い申し上げます。

 

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本メールは2025年7月13日時点で、SBI証券にご登録のメールアドレス宛にお送りしております。

【お問い合わせ先】
SBI証券 カスタマーサポートセンター
受付時間:平日9:00~17:00(土日祝除く)

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7月14日時点でリンクから偽サイトが開きました。

 

補償申請の対象者向けといいながら、私のように口座も持っていない無関係なところにばらまかれたメールです。

口座が乗っ取られたショックで動揺されている方は、さらにここで追い打ちをかけられることのないようにご注意ください。

たいていは、こんなメールとは無関係という方だとは思いますが。

口座にログインする場合は、あらかじめ登録しておいたブックマーク(お気に入り)またはアプリから行うようにしましょう。

 

証券会社のサイトでは二要素認証の設定も義務化される方向に進んでいます。

二要素認証をすすめるフィッシングも出回っていますので、惑わされる前に早急に対策をしましょう。

 

SBI証券をかたったメールとしてはこちらの記事でもご紹介しています。

mpc.momoyorozu.net

 

mpc.momoyorozu.net

 

mpc.momoyorozu.net

 

今週のその他のフィッシングメール

2025/6/29-7/5に受信したメールのタイトル

  • ANAマイル有効期限間近のお知らせ
  • Apple 支払い方法の更新が必要です
  • 【SBI證券】優良銘柄プレゼントキャンペーンのご案内(清水 杏奈)
  • 【至急対応のお願い】配送先の確認が必要です(ヤマト運輸)

 

フィッシングメールか判断できない時の対応

取引のない金融機関やサービスならは無視。

一方で、実際に利用している企業名で届くと真偽の判断が難しいこともあります。

当ブログで何度もしつこく注意喚起しておりますが

メール内のリンクはクリックしない

証券会社などでは、2025年以降メール内にリンクを貼らない方針をとっています。
リンクがあるメールはひとまず疑いましょう。

確認したい場合は、スマホならアプリを使用。(生体認証や二段階認証必須)

パソコンの場合は、ブックマーク(お気に入り)にあらかじめ登録した公式サイトから。(こちらも今後は二段階認証が必須の動き)

 

 

■迷惑メール三原則■(迷惑メール相談センター by.日本データ通信協会

①メールを開かない

②リンクをタップしない

③個人情報を入力しない