当ブログでは、実際に届いた迷惑メール(主にフィッシング)をご紹介しています。
11月下旬頃から、迷惑メールフィルターを抜けて届くメールが再び増加しています。
その中でもとりわけ目立つのがAmazonです。
ショッピングの利用が活発になる年末年始は特にご注意ください。

フィッシングメールとは
フィッシングは金融機関やネット通販サイトなど有名企業を装ったメールを送り、偽サイトに誘導させる犯罪です。
メール内にあるリンクをクリックすると本物そっくりに作られたログイン画面が表示され、そこにアカウントやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報を入力させることで、金銭を盗み取ることが目的です。
サービスの種類も多いAmazonのフィッシングメールは、内容も多岐にわたっています。
Amazonプライムに関するフィッシングについて
今回はショッピング関連のフィッシングメールです。
フィッシングメール事例
送信元:Amazon < info@mail38.tourismwellington.com >
Amazon.co.jpでのご注文490-0430156-3522803
ご注文の確認
注文番号: 490-0430156-3522803
様
大切なAmazonアカウントについて、重要なお知らせがあります。お客様のアカウントのセキュリティに関連する問題が発生し、第三者がお客様の許可なく他のモバイルデバイスから注文を試みました。 Amazonのアカウントセキュリティポリシーに従い、Amazonアカウントを凍結しました。
◆アカウントが盗まれる危険性があります。 この注文を一度も購入したことがない場合は、24時間以内に以下のリンクをクリックして、この注文をキャンセルし、Amazonアカウントを復元してください。
この注文をキャンセルする (←偽のリンク)

見ず知らずの人物の住所や名前が表示されたメール。
アカウントが乗っ取られて不正利用されているのではないかと不安を煽ってログインさせようとする手口です。
実は、このタイプはかなり昔から出回っています。
「この注文をキャンセルする」をクリックした先のアドレスは
https://adelaturizm.com/japan-login-amazna
クリックしないようにご注意ください。
こちらは配送状況の通知をかたったメールです。
送信元:kxydrvvy@amazon.com
(代理)Amazon.co.jp < order-update@amazon.co.jp >
Amazon.co.jpのご注文(#249-868****-*****)の商品 1 点が発送されました
Amazon.co.jp でお客様がご注文された商品の発送処理を完了いたしました。
配送方法Amazon
お荷物の配送状況については、こちらからご確認できます:
配送状況 (←偽のリンク)
お届け予定日金曜日
このアドレスは配信専用であり、直接の返信には対応しておりません。

差出人の表記に特徴があり通常の差出人に加えて「代理」の文字があります。
その中に埋め込まれているアドレスはorder-update@amazon.co.jp
これはAmazonが公式に利用しているドメインです。
「配送状況」のリンクに埋め込まれているアドレスは下記のとおり
https://order-update.daqijian.com/alabamazon.co.jp/dramamazo.co.jp/panamazon.co.jp
このようなシンプルなメールは何も疑わずに開いてしまいそうになります。
また、「amazon.co.jp」のドメインは含まれているものの「代理」になっている点で疑わしいです。
Amazonの利用が頻繁な方は、特にご注意ください。
Amazonフィッシングメールからの防衛対策
メール内の日本語の不自然さなどで見分けようというのは、もはや難しくなっています。
それは、本物のメールを学習させたAIを使って作成しているから。
多くの人が利用するAmazon故のフィッシングの多さ。
フィッシングにひっかからないように見分けるためには、従来に増して対策が必要になってきます。
Amazon公式では見分け方や対策が案内されています。
公式サイトの「メッセージセンター」でメールを確認する
Amazonが送信しているメールは、メッセージセンターで履歴が確認できます。
◆パソコンの表示

公式サイトにログインして、右上の「アカウント&リスト」のメニュー一覧にある「アカウントサービス」を開きます。
メッセージセンターに同様のメールが届いているか確認しましょう。

◆スマホの表示
スマホの場合は、上にある人のマークをタップ

アカウントサービスの「すべてを表示」をタップ
一覧からメッセージセンターのメッセージを開きます。(下へスクロールします)


同様にAmazonが送信したメールの一覧が表示されます。
注意点として、公式サイトへはメール内からのリンクではなく、あらかじめブックマークに登録した公式サイトからログインしましょう。
メールアドレスの送信元を確認する
送信元のアドレスを見れば判別できる場合もあります。(一部偽装もありますが)
差出人の「Amazon」を信用することなく、不自然なアドレスが埋め込まれていないか確認するようにしましょう。
Amazon公式のロゴマークがあるか確認する
公式なメールは、メール受信リストにロゴマークなどが表示されます。

参考サイト
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G4YFYCCNUSENA23B
しかし、このような仕組みは偽装されるのも時間の問題かもしれないので参考程度に。
もうひとつ、安全対策として推奨したいのが
重要なメールはGmailで受信する
GoogleのライバルでもあるMicrosoftが提供するAI 「Copilot」でさえGmailをこのように認めています。
【問い】gmailはなぜ迷惑メールが少ないのですか
【答え】
Gmailの迷惑メールが少ない理由は、Googleが世界規模のAI学習型フィルタを使い、膨大なデータとユーザー報告を即座に反映しているためです。これにより新しい手口にも迅速に対応でき、精度が非常に高いのです。

ただし、フィルタが強力すぎるため、正常なメールもスパムと判断され、迷惑メールに分類されることがあるので、チェックをお忘れなく。
使い慣れたメールアドレスがある方は、すべてGmailにする必要はありません。
ショッピングや金融関連など確認が必要なメールについてはGmailを受信先に指定するのがおすすめです。
Apple信者の方でも(Googleアカウントを作成すれば)Gmailは利用できますので、迷惑メールに悩んでいる方はご一考を。
■迷惑メール三原則■(迷惑メール相談センター by.日本データ通信協会)
①メールを開かない
②リンクをタップしない
③個人情報を入力しない