フィッシングメールが一向に減る気配がありません。
このブログをご覧の方であれば、フィッシングメールに目を光らせていると思いますが、すべての方がそういうわけでもなく・・・
というわけで半年ぶりにフィッシングの統計をまとめました。

迷惑メールの受信について
迷惑メールフィルターをすりぬけて受信トレイに入るものは少なくなっているので、目にする機会は少なくなっています。
今回ご紹介する統計は、あえてプロバイダーメールの「迷惑メールフォルダ内」のものです。
1日あたり40~50件ほどが毎日届いています。
差出人の名称は同一企業(をかたっている)でまとめています。
フィッシングメール統計
(企業別)2025年12月21日~12月31日

サンプル件数449件の上位20件
(企業別)2026年1月1日~1月10日

サンプル件数480件の上位20件
シンプルに企業別(差出人名称)でのランキングです。
(表記については、カタカナやアルファベットなど関連するものを寄せています)
”王道”のAmazonとAppleが入れ替わりながらトップに君臨。
それに続くのはおおよそクレジットカード系という内容です。
そして年末年始というシーズンの特徴も見られました。
年末年始に増えるフィッシングの特徴
【年末】
「宝くじ(公式)」と「スマートEX」「えきねっと」といった鉄道(主に新幹線などの予約)が増えています。
ハロウィンジャンボから登場し、タイトルや内容を一部変えながら継続しています。
お盆や年末年始の帰省シーズンを狙っているものと思われます。
【年始】
年末から年始にかけて会員制コミュニティサイトの「DMMオンラインサロン」が登場しています。
年始には、これに加え、「Pairs」というマッチングサイトが上昇。
宝くじでの一攫千金の夢に破れ、次は新しい出会いだ~と意気込む人をターゲットにしているのでしょう。
件数についてはおおよそわかっていただけたと思いますが、全体の傾向がわかりにくいといいますか・・・
ということで、半年ぶりにこちらもまとめてみました。
(分類別)2025年12月21日~12月31日

約3分の1がクレカ系。
これにEC(Amazonなど)、交通系(予約やマイレージ)が続きます。
ゲーム系(Nintendo・PlayStation)も目立っており、若年層への注意が必要です。
(分類別)2026年1月1日~1月10日

年末年始だけの比較では大きな差は見られませんが、半年前と比較してみましょう。

この時は、証券会社からのフィッシングメールに加え、乗っ取りという衝撃的な事件がありました。
(サンプル数は今回とほぼ同様で1日あたり40~50件程度でした)
フィッシングへの備え
上記の証券会社のフィッシングメールは異常ともいえますが、犯罪者たちはその時の「旬」に便乗します。
1月現在増えつつあるのが「国税庁」名義のフィッシングメールです。
確定申告が行われる1~3月に急増するのではないかと推測します。
特にe-Taxをご利用の方は慎重に行動されるようお願いします。
また、3~4月にかけて進学や就職のシーズンを迎えます。
このシーズンに新たにクレジットカードを所有する新社会人や学生が増えます。
フィッシングメールの存在はもちろん、クレジットカードの利用制限などについて、親御さんたちからの注意喚起も必要かと思われます。
【参考】一般社団法人 日本クレジット協会のサイト
後半でご紹介したグラフは、Excelの新しいグラフで「ツリーマップ」といいます。
なかなか集計が面倒なので迷いましたが、傾向などを一目でわかりやすく表示できるグラフで素晴らしい!(自画自賛)
フィッシングメールの傾向が変わったらまたご紹介したいと思います。